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多摩くらふとフェア リポート2日目編






店構えと自分自身を整えて、2日目がスタート。

散歩がてらのご近所さんと家族連れのピクニックが圧倒的に多い中、この日も嬉しいことに初めましての多摩マダムがお買い物してくださいました。私とお揃いのチョーカーです。


最近このチョーカーが割と人気なのは、もしかしたら私自身がいつも着けてるからなんでしょうか。確かに鏡で合わせて見るよりも誰かが着けているほうが客観的に見れるし、それで選んでもらえてるとしたら本当に嬉しいことですよ。それを作った自分自身がいちばんのモデルになっているということですから。そんなことを考えていたら、なにやら国王の歓喜の声が聞こえて来るじゃありませんか。何事 !? と振り返るとそこには国王の幼馴染みのK村さんが。都内在住のK村さん、テコリーヌが多摩で出展とあらばそりゃ駆けつけるだろ! っていうバイカーらしい男前なお言葉と共に固い握手。そのちょっと前に周辺から聞こえていたバリバリ、バリバリ 、ブンっ! っていう音で国王は「あいつが来たな」と気付いていたというんですから、男同士の絆ってやつを垣間見ましたね(笑)2年前に伊那市で開催された旧車のイベントにも東京からバイクで駆けつけてくれたK村さん、今回もあの時と同じキーホルダーを購入。気に入っていて、もう一つ欲しいとずっと思ってたんだそうです。そのキーホルダーも2年前よりも進化していることにすぐに気付いてくれました。テコリーヌはこういうファンの方たちに育ててもらっているんだなあと改めて実感します。


そしてそんなバイカー K村さんが颯爽と去って行った後にテコリーヌのブースに近づいて来たのはひとりの女性。とっても慎ましやかに丁寧に作品を手に取って選んでます。品があり、見るからにおとなしそうな割には積極的な眼差しで見る作品が、なんとメリケンさんのキーホルダー。前日にいらしたO谷さんがアレンジしていたアレです。しかも 鎖のペットボトルホルダーも気になるご様子。息子さんへのプレゼントか...? と想像してたら、私こういうイカツイのが好きなの。どっちがいいかしら? って。その容姿とのあまりのギャップに思わず 意外でした!!と言ってしまうものの、ま、お互い様ですかね。と言って笑い合う2人。で、その女性はメリケンさんを選んでご購入くださいました。どちらからお越しに? などと会話を進めていたら、この女性は juconさんの顔馴染みのH野さんて方なのでした。なんとなく納得(笑)O谷さんと出会った時もそうだったけれど、juconさんの常連さんて皆さん本当に慎ましやかです。選ぶものは通だなと思うものばかりだし購入した後にネタばらしするところも共通しているし(笑)この日もまたjucon様様でした。

それから少しマッタリモードの時に現れた我が妹ファミリー。離れて暮らしていることもあって、実に4年ぶりの再会です。この子とはだいぶ年が離れていまして、一緒に並ぶとなんとみずみずしいこと! 若さはしょうがないとしても、なんか綺麗になってるのが腹立つんですよ。モザイクをかけずにはお見せしたくないので、こんな感じですが察してください(笑)

まあそんな冗談はさておき、夫婦の顔を見ると幸せで充実した生活が伺えて、子供たちはお行儀が良く素直でまっすぐに成長しているし、お姉さんは安心しましたよ。しばらく姉妹の再会を喜びあった後に、また中央林間マルシェで会えたら会おうねと約束し 一家をお見送り。

そうこうしているうちにイベントも終了し、片付けに入る出展者一同。なのですが、そこにイソイソとやって来た金髪の子連れ外国人マダムがテコリーヌに「指輪ありますか?」と声をかけてくるではありませんか。ええ、ありますよ。今ならまだ間に合いますから良かったら見てくださいなと、一旦しまい込んだ指輪を机に広げました。申し訳なさそうに急いで、けれど興味深々でいくつか試着をしたあと「これが欲しいわ、頂いて良いですか?」と言って買ってくれたのは私がしていたのと同じ指輪でした。


片付けのタイミングでのまさかの最後っ屁はこれが初めて。お国はどちらですか?と訪ねてみると「ドイツなんですよ」と言うので、唯一知っているドイツ語でのありがとう「ダンケ、しぇーん」を言ってみましたよ。ドイツ語うまいじゃないですかーなんて流暢な日本語で褒めてもらえました。最後の最後で慌ただしくも素敵な国際交流が出来ました。


このイベントにはjuconさんを始め何人か親しい作家さんがいるとは言ってましたが、いざ行って見ると名簿を見落としてただけで実は知ってる作家さんとか、どこかしらでご一緒した作家さんがけっこういました。皆さんテコリーヌに声をかけてくれて嬉しかったです。


事前に頼んでおいた美味しい味噌のお代を受け取らないどころか、結婚10周年のお祝いとしてちょっと増量してプレゼントにしてくれた juconさん。2日目の朝に牛丼屋さんで朝食をご馳走してくれた juconさん。ありがとう!!

若い世代の精鋭達とも言えるレザークラフトのZUNI、ワイヤーワークと鎖帷子の同士 Tac、楽しい楽しい時間をありがとう!!

三年ぶりの再会を今度こそ本当に果たせた陶芸のjucaさん。変わらないお人柄に安心の空気感、お隣にいてくれてありがとう!! そして反対側の隣にいらした木工"幸築舎"の山口さん。まさか、いつか見た圧倒的なインパクトのあの作品の作者だったなんて知らなかったです! とっても優しい穏やかな人でした。両隣に恵まれた2日間でした。

それから山形県のガラス工芸"工房のさん"の素敵なご夫妻。グンマーでテント玉砕した瞬間のテコリーヌを知る"工房のさん"さん。あの時教えてくれた通りの新しいテントと、それに合わせて生まれ変わった店構えを見てもらえたこと、何より嬉しかったです。

他にも声をかけてくれた方々、気持ちよく挨拶を交わしたお客様や出展者さん達、実行委員の皆様 、ありがとうございました!
帰りの夕食は偶然にも2週連続で双葉SA。先週の私と、今週の国王。それぞれに単体で撮った顔出しパネル写真を合体させてみました。

そうそう、次回の出展は愛知県蒲郡の「くらふとフェア蒲郡」。今年の春に交わした小さな可愛い友達との約束、果たせるかな?楽しみです!!