クリマ番外編。普通でない人達の面白さは最高の添加物。

初日の朝の搬入時、台車の荷物を倒してぶちまけていた人が、もおぉぉぉ嫌ぁ～。とか言っていて、ドンクサイ奴がいるもんだと思いながら追い抜いたら窪塚くんだったと言う国王。一方の窪塚くんは、王様ってば、ケケケ！とか笑いながら助けもせずに通り過ぎて行ったんですよ～２回とも。と、私にチクる(２回もやらかしたのか)。彼はどこで会っても泣き言を言っているような気が…国王のことを一貫して王様って呼ぶし。それでも彼はあちこちで個展をやったり百貨店の催事のオファーを受けて出展したりと活躍している、売れっ子アーティストなんです。活躍している風のテコリーヌとは違います。そんな画伯は、なんと、テコリーヌの大好きなもう一人のアーティスト晴三さんと背中合わせのブースだったんだそうです。私は自分のブースをほとんど離れなかったために知らなかったのですが、面識のなかったこの2人、国王を通じて何やら楽しく交流をしていた様です。

この猫の作品は晴三さんから頂いたお礼のお品。この王室っぽい椅子の上の黒猫が初代テコリーヌです。フランスのパリで開催されたジャパンエキスポに晴三さんが出展するにあたって、応援の気持ちとしてテコリーヌ王国から、少ないながらも彼女のクラウドファンディングに投資をしました。正確には、クラウドファンディングという馴染みのないものと馴染みのない操作がまどろっこしかったので、春の杜の市の時に晴三さんのポチ袋 ( 作品 ) に入れて手渡しをしたんですけどね。

ヒロコさんとあさこさんはお互い服飾作家というライバルでもあるけれど、テコリーヌ王国を介してすっかり仲良しに。写真を良く見ると帽子とかコートとか、なんか同じ様な格好してません？ そう、実はヒロコさんも魔女だったのです。だってクリマが終わった後も、撤退してクタクタになりながら帰路につくテコリーヌ王国とは別行動でそのまま junklawさんの展示イベントに行っちゃったりして、その日も名古屋に1泊したんです。ららぽーと行ったりとか生地の仕入れなんかもして、たっぷりと名古屋を満喫してきたそう。おっとりした顔して、実は妖精のフリをした魔女なんですよ。

「 魔女と妖精」改め 「 2人の魔女 」

実は国王とは同世代！初日には生えていなかった冬毛 (革ジャン ) が2日目に生えていました。寒いんだもん！とのこと。油性マジックで塗った様な冬毛と紙オムツの毛羽立ち感が先生の全てを語っています。どちらも新品のパリッとしたのではダメなんです。…って、そこは私の中だけの美学なのでこれ以上語るのは控えます（笑）

それから、鎖帷子の同士！タクちゃん。

メキシコ生活の長かったタクちゃんとは、ブエノスディアス！とスペイン語でいつもの熱いハグ。でもあれ? タクちゃんが日本人になってる！なんか爽やかになったよね？もっとメキシコ人だったと思ったんだけど…

ほらやっぱり！去年の写真を漁ったら出てきました。国王ともラテンのノリで朝からじゃれ合うタクちゃん。

通りすがりのハシビロコウ様。お召し物のベストからチラリと見えるアルバートチェーン、それがテコリーヌ製だったら…その100倍はカッコいいと思います！