近くて遠い隣県グンマー。不思議の国グンマー。藤岡クラフト。

今回はまず最初に、頂いたお土産＆戦利品から。

さて、初日の朝です。事前にupした記事 「 予習しとく～？」 にはコメントゼロ。実はそれだけでも凄く不安を抱えていた私。大丈夫だろうか？誰か読んでくれたかな？誰か来てくれるかな？そんなことをウジウジと考えつつ最寄りの藤岡インターを降りてからの、なんとまさかの迷子。新しいカーナビの案内に疑心暗鬼になったり朝ドラの最終回に気を取られたりしていたせいで完全に出遅れました。いつもの様に開幕の1時間くらい前に全てを整えた上での「 さあ来い！」が出来なかったのです。

だからなのか、会場に着くなりお向かいのブースのS田姐さんに、心配したよおぉぉと抱きつかれ（笑）お隣の克さんは、重役出勤みたいに見えますなんて言って笑ってるし、方々から遅かったじゃない！の声。なんか、スミマセン（笑）

急いでブースを構える。

でもセッティングは完璧ではないんです。これからまだ並べるもの出して整えて…って思ってたらもう顔馴染みのグンマー帝国人達が次々と襲来。これまでにないウエルカム攻撃＆お土産爆弾を受け続けるテコリーヌ。自分のペースでアタフタさせてももらえません。いつの間にかこんな事になっているんですが、かつては全く受け入れて貰えず鉄壁のディフェンスを築く帝国だったのですよ、テコリーヌ王国にとってのグンマーは。どうもこの地には、出会ってから徐々に縮めて行く「 距離 」と言う存在が無い様な…

と、こんな感じで混乱のうちに始まっていた藤岡クラフトでした。今回、皆さんとの交流がとにかく濃くて全ての人と全てのエピソードを綴るのはもう無理です！

濃過ぎるうえに癖も強い（笑）

自作のレザーのドラムスティックケースに着けようと最初から六芒星を狙っていたドラマーK藤さん。はしゃぎ過ぎて六芒星ズレてるし奥様は欲張って買いすぎじゃないですか（笑）？ H田さん ( 奥様 ) は隣の芝生が青過ぎてまたつられ買いしちゃいましたね！

そして夜になるとフジオカンがたまごまんじゅうを持って接待攻撃に現れます。私が実は焼きまんじゅうよりも食べたくてブログのコメント欄やSNSで騒いでいた「 たまごまんじゅう 」とはこのようなものです。    

この、カンノさんとのイチャイチャの右後方にチラっと写っているのは前日に来たイマイさんのお母様です。ご主人も隣にいます。このように母娘でテコリーヌ作品を気に入って愛用してくださるケースが多いのはちょっと自慢です！

あと忘れられないのは、地元の元区長さんで保育園の園長さんだというおじいちゃん。サッと来たかと思ったらハットピンを気に入ってくれたらしく、結構手が込んでいて高い物なのに値段も見ずにちょうだい！と言ってパッと買って会話もそこそこに去って行ってしまいました。ファッションも凄くオシャレで本当に粋で豪快で気持ちのいいおじいちゃん。こんなRockの塊みたいな人と、もっと話がしたかった！でもそんな人ほど多くを語らず颯爽と行ってしまうんですよね。どうかまた会えますように。

こちらはお向かいのS田姐さんのブース。今回が出展デビューです。テコリーヌのお客さん ( 兼 国王の現地妻 ) だったS田姐さんを出展者側に引っ張り込んでしまった責任を少しは感じていましたが、心配して損しましたよ！（笑）もしテコリーヌが居なかったとしても全く変わらなかったと思うほど大丈夫だったじゃないですか。放っておいても接客は上手いし作品は売れてるし。ああ良かった！

それから、謎のガンマンと謎のパンク野郎改めフジオカンとベンベン。

2人ともテコリーヌ王国に近付く人々を威嚇して追い払ってやるつもりが、子供から大人まで笑顔にしてくれてありがとう！

昨日来てお買い物してくれたうえに国王のお酒のつまみまで置いてったサナボーさんは、この日また来て、どら焼きの皮 ( 皮だけだからセルフで好きなもの挟んで食べてね的な商品 ) を差し入れてくれました。ナマモノなので近隣の作家さんにもおすそ分けしてその場でモグモグ。結局ほとんどの皮を何も挟まないままで頂きましたがとても美味しかったです！

こんな感じで最初から最後までグンマー人の世話焼きと人懐っこさに、こんなにも振り回されるとは思ってもいませんでした。だから最初は、こんなの私の知ってるグンマーじゃない！と思って戸惑ったんですが、良く考えてみたら多分こうです。テコリーヌが変わったんです。今は、初めてのグンマーでガチガチに力んでいたテコリーヌとは違いますもんね。

なーんて片付けを終えて現場を出てから思いを巡らせていたら、突然どしゃ降りの雨。